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事務局から

2月24日、国内フォーラムを開催しました。

CHARM設立20周年記念事業 国内フォーラム「海外から移住するHIV陽性者の現実(リアル)」を開催しました。

開催日時:2024年2月24日(土)14:00-16:30(zoomは16:00まで)

開催場所:日本基督教団 東梅田教会

参加者は、現地参加が31名、zoomによるオンライン参加が22名、合計53名でした。

詳しい報告は次号のCharming Timesにて掲載する予定です。お楽しみにお待ちください。

当日、会場にはMash大阪による「HIV40年の年表」の展示がありました。

状況報告では、
(1)大阪市立総合医療センターソーシャルワーカーの瀧浦その子さんから「海外から移住した人が日本でHIV診療を受けるための手順と条件」について、医療機関での手続きや日本の各制度を利用する場合、母国からの書類の準備が必要などの課題が共有されました。

(2)2名の当事者(リコさんとアフリカン・プリンセスさん)がご自分の経験を語ってくださいました。リコさんは雇用形態が不安定なため、長らくHIV診療を受けられなかった経験を話しました。アフリカン・プリンセスさんは日本で要求されている書類を母国で準備できないため医療補助を受けることができなかったというお話をしていただきました。

その後、港町診療所の沢田貴志先生から、これまで対応されたケースから海外から移住してきた人がつながりにくい日本のHIV医療についてのお話がありました。

CHARMからの報告では、事務局の竹野翠さんが2023年に開催した国際フォーラムについての報告、そして約半年CHARMで受けた相談の内容と傾向について情報を共有しました。

質疑応答の時間は、リコさんやアフリカン・プリンセスさんにこれまでの経験からの質問が中心でした。

閉会後、現地参加の方のみですが、短い交流会が行われました。

これで2年間に渡るCHARM設立20周年記念事業が全て終了しました。
様々なイベントに参加してくださり、ありがとうございました。
今後もCHARMのサポート、ご協力をよろしくお願いします。

CHARMスタッフ一同

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